Makeover #02 ビデオ三脚機器メーカー・社長 山口宏一さん

Makeover 私を支えてくれた言葉」は、
青年世代が仏法の実践を通し感じた成長や変化を、等身大の目線で語る信仰体験動画です。

第2弾は、ビデオ三脚メーカーで社長を務める山口宏一さん。 

幼少から海外を転々とし、「自分は何者なのか」と悩み、もがき苦しんでいたという山口さん。

そんな彼が、創価学会の信仰で自身の使命を見いだし、社会で光る存在へと成長していく姿を描きます。

  

■動画の概要

ーー父の転勤で2歳から海外を転々とした。どこにいっても“外国人”だった。

「自分が本当に日本人なのか、外国人なのか。他の人と違うっていう、自分のこと分かってもらえる人っているのかなっていう意味では、寂しい思いはしたかなと。なかなかその人生の目的って言いますか、生きる目的っていう部分で考えても、考えても答えが出ないっていうか、そういう苦しさっていうのがすごいありました」

ーーもがき苦しんだ青春時代。1冊の本と出会う。

「『使命がないと人間生まれてこない』っていう先生の言葉があって感動しまして。本当に生きる希望をなくしてどん底だったんですけれども、そこから蘇生したっていうような」

ーー猛勉強の末に進学した創価大学を卒業後。大手精密機械メーカーに就職するも・・・

「面接では海外に最速で行けるっていう前提で、口約束で、入社したんですけれども、直属の上司に海外に行きたいんですっていうふうに言った時に『お前なんか行けるわけねえだろ』っていうふうに言われまして。英語が武器だと思っていたのでその武器を封印されて、絶望に近い感覚を持って国内営業に従事したんですが、1、2年間はもう生きててもしょうがないんじゃないかぐらいですね。『劣等感』にまた戻っちゃうぐらいでしたね」

ーー3年目で現在の会社に転職。しかし、茨の道は続いた。

「なんとか食いついて3年目で花開いたんですけども、今の会社平和製機工業から海外営業が足りないのでどうにか助けてもらえないかっていうお話がありまして。即答してしまいまして『転職します』と。社内システムも全部違いますし、それはそれはいろんな苦労がありました。上司と人間関係で悩むことも多々ありました」

ーー2018年、社長に就任。赤字続きの会社再建を託されての抜擢だった。

「経営陣が色々問題を起こして、会社を売ってしまうか、廃業しようかっていうところで、いきなり営業部に所属していた一社員から社長になるわけですから、かなり苦労はありました。なので、一つ一つ本当に、祈って智慧を出して実行していくっていうその繰り返しをとにかくたくさんしていくっていう」

ーー苦悩の末に開発した製品が大ヒット。2期連続で最高益を記録した。

「工夫っていうものは、不思議な力が湧いてっていうわけではなく、もう悩んで悩んでも、どうしようどうしようって。これって本当に売れるのかなとか、悩んだ先に祈りながら、絞り出して絞り出して、できたものっていうのが、たまたまヒットするっていうようなそういうものであって」

ーーマイナスをプラスに変える仏法。

「『願兼於業※1』っていう考え方は宿命とかそのマイナスなイメージっていうよりかは、本当に、全部プラスに捉えられるこの仏法っていうのは、本当にすごいことだなと思います。それで頑張れてるっていう部分が大きいかなと思っています。社長になろうが何だろうが、仕事と家庭と活動とで全てで勝つことが、広宣流布だと思いますし、池田先生の「弟子としての道」だと思っています。人と喋る。人の話を聞くこと。学会精神そのものが、社会で当然、通用する部分でありまして。そこの基本を、全部踏襲することによって、良き社員としてまた、良き経営者として活躍していけるのかなと思いますので、本当、学会活動を真剣にやればやるほど社会で信頼も深まっていきますし、本当に「学会活動に無駄はない」って感動をいつもしています」

※1:修行によって福運を積んだ菩薩が悪世で苦しむ人々を救うために、わざわざ願って、自らの清浄な業の報いを捨てて悪世に生まれること

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#体験談 #ブディスタ #Makeover

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